読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Global Teachers College

未来の世界をつくる「教育」という営みをテーマに、 地球一周の船旅の中で開講されるプログラム

ゼミ12 学習者の多様性とインクルーシブ教育

この日のゼミのテーマは「学習者の多様性とインクルーシブ教育」。

 

f:id:pb-cp-gtc:20160930080223j:plain

 

性別、国籍、など比較的目に見えてわかるような多様性もあれば、文化や生活習慣、宗教、セクシュアリティなど一見外見だけでは分かりづらいようなものもあります。

 

一人一人、顔や形が違うように、持っている個性、性格も違います。

多様性を理解するためにも、まず「自分を知る」ということは必要です。

自分ってどういう人間だっけ?人と違うところはどこ?
そういった自分が自分であるためのもの、「アイデンティティ」を掘り下げ、グループでシェアするところから今日のゼミはスタートしました。

 

そして、カードを使ってワークを行いました。

その人のアイデンティティ(国籍、文化、習慣、セクシュアリティ、家族構成、趣味など)の中で、日本社会において<表明しやすいもの><表明しにくいもの>をディスカッションしながら考えてみました。

 

その中で、この部分は表明しやすいが、この部分は「人」による、「状況」による、「話の文脈」や人との 「関係性」によるなど、様々なパターンを想定しながら作業を進めていきました。

 

f:id:pb-cp-gtc:20160930080450j:plain

 

次に、学校生活で日常にありふれている「会話カード」をディスカッションをしながら、「赤(問題あり)」「青(問題なし)」「黄(要注意・要配慮)」の3パターンに分けるというワークを行いました。

これは、「会話カード」の発言内容に関して、傷つく人がいる状況だと赤、場合によっては注意が必要なら黄、特に問題がなさそうなら青というふうに分けていきます。

 

f:id:pb-cp-gtc:20160930080606j:plain

 

f:id:pb-cp-gtc:20160930080626j:plain

 

グループによっても違った意見や考え方が見られ、なぜそういった分け方にしたのかグループを越えて交流が起こっていました。

 

この場にどのようなバックグラウンドの人がいるか、ということに対する想像力や、マイノリティが抱えやすい困難についての知識、そして、見た目で分かるレベルの違いだけではなく、見えないけれど「もしかしたらこういう状況かもしれない」と可能性を考え、想定を広げていくことが、多様な人たちが学びやすい環境をつくるためには重要なのではないでしょうか。