ゼミ8(公開) 多様な学校のカタチ
この日のゼミでは、<学校>を切り口に、オルタナティブスクール、フリースクールなどそれぞれの特色溢れる教育について学びました。
いつもはGTCの受講者だけで行っているゼミですが、この日はオープン企画ということで、ゼミを受講していないGTC生ではない参加者の方々や、モンテッソーリ保育園「子どもの家」の保育士さんなど様々な人と一緒に学びました。
「学校と聞いて思い浮かべるイメージは?」という質問をしてみると、「勉強をするところ」「先生がいる」「掃除や給食がある」など答えがありました。それぞれ、自分自身が過ごしてきた学校や、我が子を通わせてきたを思い浮かべるのですが、多くの人が共通して持っているイメージもありますね。
その後、コーディネーターの武田が、日本にある以下の特徴的な学校を写真や動画などを交えて紹介しました。
●きのくに子どもの村学園(http://www.kinokuni.ac.jp/)
●伊那小学校(http://www.ina-ngn.ed.jp/~inasho/)
●自由の森学園(http://www.jiyunomori.ac.jp/)
●アメラジアンスクール・イン・オキナワ(http://amerasianschoolokinawa.org/)
●西宮サドベリースクール(http://www.nishinomiya-sud.com/)
●島根県立隠岐島前高校(http://www.dozen.ed.jp/)
※この写真は自由の森学園の様子です。
同じ教育について知っても、感じることはそれぞれ。またまた「親指メーター」を使って、共感度合い(違和感度合い)を表現してみたところ、やはり捉え方の違いが際立ちました。
教育のかたちは何か正解が一つしかないというようなものではないし、多様な学校・教育を知ることを通して、「よい教育ってどういうものだろう?」「自分の目指すものはなんだろう?」と考えていくキッカケが得られたらいいなと思っています。
「初めて聞く名前の学校だけど興味が湧いた」「日本に帰ったらぜひ行ってみたい」という感想の一方で「これまでの自分の学校のイメージとギャップが大きくて混乱している」という声も。こういったモヤモヤに向き合い、自分の教育観をかたちにしていくためにも、話し合う場・共に考える時間を、どんどん持っていきたいと思います。