フィンランド&オランダオーバーランンドツアー報告 part2
オランダでの行程は、
●4日目
- ホフスタッド高校訪問
- リヒテルズ直子さんによるレクチャー
●5日目
- イエナプラン校視察
- モンテッソーリ校視察
4日目は早朝にホテルのロビーに集合し、バスに乗ってヘルシンキの空港へ。
空路で2時間半、オランダのアムステルダムに到着しました。
鉄道とトラムを乗り継ぎ、コーディネーターのリヒテルズ直子さんと合流して、ホフスタッド高校へ向かいました。
高校の入り口付近で先生の熱烈な歓迎を受けて、中に入りました。
Tolerance and Diversity(寛容と多様性)。
国際化を進めるためには、
学校が果たす役割は大きい。
という言葉が、お話の中でとても印象的でした。
高校を見学しながら高校生を話していると、その意味が少しずつ理解できました。
その後、リヒテルズ直子さんによるレクチャーを受けました。
オランダの教育制度、イエナプラン教育についてたくさんの学びがありました。
5日目は、ハーグ市内の2つの小学校を訪問しました。
まずは、イエナプラン校から。
数人のグループに分かれて、クラスを見学しました。
イエナプラン教育では、異年齢学級を編成しています。
1日の始まりは輪になって対話することです。
子どもたちがそれぞれ自分のテンポに合わせて時間を使います。
というのも、決まった時間割はなく、自分で自分の時間割を決めるのです。
必要に応じて、先生から知識や情報を教わる時間もあります。
先生の仕事は、
子どもたちの学びを活性化すること、
サポートすること。
それが見て取れました。
つづいて、モンテッソーリ校へ。
先生からモンテッソーリ教育について話を聞いた後、授業を見学しました。
教室の中だけでなく、様々な場所に子どもたちがいました。
モンテッソーリの教具もたくさんありました。
感覚を使うこと、学び合うことを大切にしているそうです。
学びは、ありとあらゆるものと繋がっています。
そんな当たり前のことを改めて気付かされたツアーになりました。