Global Teachers College

未来の世界をつくる「教育」という営みをテーマに、 地球一周の船旅の中で開講されるプログラム

ゼミ16 リヒテルズ直子さんによるオランダの教育体感ワークショップ

この日は、水先案内人としてピースボートに初乗船されているリヒテルズ直子さんをゲストに招き、GTC生と地球大学生のコラボゼミを行いました。
(※地球大学HP http://peaceboat.org/projects/univ.html?pj=about

 

まず最初に、自己紹介タイム。
…と思いきや、2人1組になり、お互いについて質問をしていき、全体に向けて相方の紹介をするという他己紹介スタイルから始まりました。
いつもの自己紹介と違って、人に自分のことを紹介してもらうのって新鮮ですね。

 

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次に、小さなボールを使って、ゲームをはじめます。
自分の名前を呼んで、ボールを次の人に送っていきます。
バリエーションがいろいろあり、次に渡す人の名前を呼んでボールを送るワークや、できるだけ早くグループ全員にボールを渡すために知恵をしぼるワークなど、一つのボールでもとても盛り上がりました。

 

次に行ったゲームは、名前当てゲームです。
誰もが知っている有名人を一人思い浮かべ、名前を付箋に書きます。そして、隣に座る人に見えないように、その人のおでこに貼ります。
おでこに貼られた人は、質問をしながらその答えを探り当てていきます。
質問をされた人は、「はい」「いいえ」しか答えらません。

 

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オランダの学校では、こういった時間を授業に入る前にたっぷりと取るそうです。感情を共有したり、身体を使って思い切り遊ぶことで、隣にいる人やクラスの友達のことを知ったり、自分への理解を深めていくこともできます。そういった過程の中で、「仲間」になっていきます。

 

その後、「これらの有名人の中で誰が一番”かしこい”と思う?」という問いかけから、人の能力を8つの軸で見る「マルチプルインテリジェンス」の概念を学びます。人のスマートさは多面的である、という考え方がオランダでは当たり前になっています。


さらに、オランダで広がっているイエナプラン教育で取り組まれている「ワールドオリエンテーション」という探究学習を体験!

 

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地球大学の人たちと合同でゼミを行うのは初めてでしたが、最初のアイスブレイクからワールドオリエンテーションまで、それぞれのことがよくわかり、また同時にみんなで学び合える時間となりました。

 

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リヒテルズさん、ありがとうございました!