Global Teachers College

未来の世界をつくる「教育」という営みをテーマに、 地球一周の船旅の中で開講されるプログラム

オリエンテーション

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横浜組は乗船3日目、神戸組は乗船2日目。

船の生活に少しずつ慣れてきた今日、GTCプログラムのメンバーとの顔合わせがありました。

初回のオリエンテーションで行ったことの1つは、プログラムの概要説明や連絡手段の確認、また学びのために活用する「振り返りジャーナル」と「ポートフォリオ」の使い方など必要なインフォメーション。

もう一つは、「GTCプログラムのメンバーのみんなのことを知る」というテーマで1時間の顔合わせをおこないました。

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みどりさんの説明を聞くメンバーのみんな。

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旅の学びを記録するツールとして2つのものを配布。

一つはこちら「振り返りジャーナル」。

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元小学校教員である岩瀬直樹さんの実践から生まれたこのジャーナルは、いわばその日起きたことや感じたことを書き留めて自分の変化を捉えるツールとしての「交換日記」のようなものです。

参加者のみんなと私たちスタッフとのやりとりは、これから毎日続いてきます。 いや...続くかな?笑  うん、続けよう!!

もう一つはこちら「ポートフォリオ

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旅でのスナップや、ゼミで配られた資料、寄港地でのメモなど、雑多にいろいろなものをこのファイルにまとめていきます。

1週間終わって、溜まった情報を整理したり、あるいは自分で見返したときに面白いと思ったことにマーカーを入れてみたり、用途はみんなそれぞれに任せるスタイルです。

これらを旅のお供として、これから100日少し、自分だけのオリジナルのログを残していきます。

 

オリエンテーション後半は、みんなのことを知る時間を少しとりました。

①名前②どこから来たのか③普段何をしているのか

に加えて、

④「自分を表すもの」を選び、紹介するタイム⑤どうして船に乗ったのか?このプログラムで得たいこと

を共有してもらいました。

 

「自分を表すもの」として、後方緑のカゴの後ろに見える、お手拭きペーパーを出す機械?を選んだ「しほ」。

「中にいっぱい“なにか”が詰まっているんです。まだ何なのかわからないけど、今は、とにかく詰まってるものを出したい!と思っています」と語った彼女でした。

学校を休学しギリギリまで悩んだ結果、参加を決めたしほ。笑顔がチャーミングな彼女。どんな風に学びを出して行ってくれるか楽しみです。

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同じく大学4回生の「トレジャー」くん。 

彼が手にもっているものは「クッション」。

「ギスギス、とげとげしているのが苦手なんですよね」と、柔軟で緩和剤のような役割を担いたいという思いから選んだこの素材。

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「えびちゃん」こと渋谷くんと、選んだものがカブってしまっていました。笑

でも、えびちゃんがクッションを選んだ理由と、トレジャーがクッションを選んだ理由が全然違い、人それぞれ多様な視点があるなと改めて感じた一コマでした。

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磁石を選んだ「アーリー」。

磁力が働いているかのごとく、好奇心の赴くモノ、コトに吸い寄せられる彼女。

旅好きであったり、ピースボート自体に興味があって乗り込む参加者が多い中、GTCのプログラムを受けるために地球を1周をすることに決めたと話す彼女。意気込みは人一倍です。

そんなこんなで、個性的な仲間と共にスタートしたGTC。

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これから、彼らの旅、学びはどんなふうに展開されていくのでしょう。

3ヶ月が本当に楽しみです!

つづく。